ナノテクノロジーを活用した緑内障デバイスの開発
VisiPlateは、開放隅角緑内障を治療することを目的としています
VisiPlateは、開放隅角緑内障患者さんの眼圧を下げることを目的とした治験用インプラントです
緑内障は「視力を静かに奪う病気」です
緑内障は、不可逆的な失明の主な原因です。患者数は、米国で400万人、世界全体で1億300万人と推定されています。米国内の有病率は2.1%、世界全体では3.54%です。米国では40歳以上の336万人が開放隅角緑内障を患っていると推定されています。この病気は増加傾向にあり、2040年までに世界全体で1億1,180万人に達すると予測されています。
緑内障は、視神経を損傷し、視力喪失をもたらす眼疾患群です。最も一般的な種類は原発開放隅角緑内障(POAG)と原発閉塞隅角緑内障(PACG)の2つであり、米国の緑内障患者の90%はPOAGです。通常、POAGには警告サインや初期症状がないため、POAGは「視力を静かに奪う病気」として知られています。そのため、診断には定期的な眼の検査が重要です。緑内障を治癒する方法はまだ発見されておらず、疾患の進行を抑えることが臨床的に実証されている唯一の方法は眼圧を下げることです。現在の治療法では視力喪失を逆転させることはできませんが、疾患の進行を遅らせ、それによってさらなる視力喪失を防ぐことを目的としています。
緑内障は「視力を静かに奪う病気」です
緑内障を発症するリスクは誰にでもありますが、特定のグループではリスクが高くなります。60歳以上の人であれば、ある種の緑内障を発症する可能性が6倍に高まります。また、糖尿病を患っている人はある種の緑内障を発症する可能性が2倍に高まります。有病率は、人種によっても異なります。40歳以上のアフリカ系カリブ人およびアフリカ系アメリカ人では、POAGを発症する可能性が8倍に高まります。
今日、緑内障が国内の経済に及ぼす影響は視神経障害の治療や管理に費やされている58億ドルの大半を占めています。緑内障のために医師の診察を受ける回数は毎年1,000万件に上り、年間で25億ドルの医療費となっています。米国の医療制度に対するこのような費用負担は、患者数の増加と共に著しく増加すると予測されています。緑内障を患っている人のうち、診断を受ける人はわずか50%であり、残りの50%は自分の病気に気付いていません。さらに、緑内障の患者数は2050年までに2倍に増加すると予測されています。
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